鍛治工事って実際にどんなことをする工事?
鍛治工事というと皆さんはどんなイメージを抱きますか?
「トンカチやハンマーで鉄材をカンカン叩いて成形していくイメージ」
こういったイメージが強いかもしれません。
弊社で行う鍛治工事は鉄骨資材を接合するために行う工事です。
工場で鍛治工事を行って現場に資材を搬入するわけではなく、現場で鉄骨資材を加工することを鍛治工事と呼んでいます。
弊社は、商業施設やマンションなど大きな建造物を建設することが多いです。
そういったときに鉄骨資材同士をつなぎ合わせる際、ガス溶接やアーク溶接を用いて、鉄材の加工を行っています。
接合部分を溶かしたり、折り曲げたりなど、その都度加工内容は若干違いますが、いずれにしても強度を高めるために鍛治工事が行われます。
ではそういったガス溶接やアーク溶接に必要な資格や免許はあるのか。
いずれも資格がありますが、資格がなくても現場に就業することが可能です。
ただ、責任者の立場の方は資格が必須となります。
そういった方の指導を受けて現場で対応する分には問題ありません。
必ず資格が必要になるのはボイラー溶接ですが、そういった加工は弊社では行っていないので、就業前に必要となる資格はないとお考えいただいて問題ありません。
2023.07.20